Webサイト上で、任意のフォントを表示させる手法のひとつ。

通常、Webブラウザは「端末にインストールされているフォント」を呼び出して文字を表示させる。Webサイトはユーザーごとに閲覧端末が異なるため、その端末のフォント環境によっては制作者が意図しない表示がされてしまうため、デザイン上の制約が生じるケースもある。

「Webフォント」は、Webサーバー上にフォントデータを置き、それをWebブラウザで呼び出して表示させることで、端末ごとの環境差分にとらわれることなく制作者の意図したフォントを表示させることを可能にした。

和文のWebフォントは欧文と比較して選択肢が少なく、導入ハードルも高いとされているが、今日では提供数、採用率ともに増加している。