こんにちは。
翔栄クリエイトのWebディレクター・篠崎です。

先週水曜日、Google検索のコアアップデートが
実施されました。

Googleは検索アルゴリズム（検索結果の順位を付け
るためのルール）を定期的にバージョンアップ
しています。

その中でも大きな変更がある場合、コアアップ
デートと呼んでいます。

毎回、コアアップデートがあると順位の大変動が
起きて、特にSEOの業界では大騒ぎになります。

今回もどのぐらいの影響範囲になるかは、まだ
わかりませんが、担当者は順位変動に注視した
方が良いかもしれません。

ただ、Googleは常に

ユーザーの役に立つWebサイト

を作れば評価する…と言い続けていますので、
基本に忠実にサイト運営していれば、コア
アップデートも恐れるものではありません。

それでは本日のトピックスです。

スマホで店舗などを検索すると地図と共に
表示されるGoogleマイビジネス。

Googleはその名称をビジネスプロフィールへと
変更しました。

Googleが突然、サービス名称を変更するのは
良くあることですが、今回は、機能面なども
変更されているようです。

特に大きな変更点は、検索結果の画面から
直接、情報を修正できるようになったこと。

これまでも一部の情報については修正できる
状況でしたが、この変更で大半の情報が、
マイビジネスの画面を開かずに修正できるよう
になるそうです。

なお、この名称変更と仕様の変更に伴い、
今まで使ってきたGoogleマイビジネスのアプリ
は来年中には廃止。

Webのマイビジネスは残りそうですが、名称
がビジネス・プロフィール・マネジャーと
なり、その役割も大きく変わりそうです。

地域商圏にとって欠かせない集客ツールへと
成長したGoogleマイビジネス。この変更で、
より活用しやすくなるのであれば、歓迎ですね。

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名前は変更になりましたが、

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今月初め、地図サービス最大手のゼンリンが
Twitterにアップした写真が問題になり、炎上。
ちょっとした騒ぎになりました。

ゼンリンがアップしたのは、北海道の観光名所・
五稜郭。この時期、紅葉が見ものです。写真は、
高所から五稜郭の紅葉を写したもの。

園内の木々が真っ赤に色づき、実に見事な紅葉
の写真でした。

この投稿は、多くの方から「いいね」をもらい
あっという間に拡散…と、ここで問題が発覚
します。

実はこの写真、画像加工で紅葉を真っ赤に演出
していたのです。元はかなり地味な感じで、
見比べると、その違いに愕然とするほどです。

仮に、この鮮やかな燃えるような真っ赤な
紅葉を期待して五稜郭に出かけるとどうなるか
…？五稜郭のイメージダウンに繋がりかね
ません。

ゼンリンとしては、実際の紅葉の写真が地味
だったので…ということで、加工してしまった
のかもしれませんが、大きな騒動となって
しまいました。

今の世の中、「偽」「ウソ」的なものに
かなり敏感です。今回の件はやりすぎな感
もありますが、ちょっとした「盛り」や
「調整」が大やけどにつながる可能性も
あります。

改めて情報発信に対する感度を磨く必要を
痛感する事件でした。

LINEリサーチが、全国の高校生を対象に、
「スマホゲーム」について調査を実施。
その結果が公表されました。

それによると、毎日スマホゲームで
遊ぶのは？

高校生全体：55％
女子高校生：45％
男子高校生：65％

と、半数以上が毎日スマホゲームで遊んで
いることが判明。多くの高校生がスマホ
ゲームに親しんでいることがわかります。

また、スマホゲームをプレイする際に、
重視するポイントについては、

女子高校生

無料で楽しめる：77.8％
キャラクターが好き：47.3％
飽きずに長く楽しめる：46.8％

男子高校生

無料で楽しめる：62.5％
飽きずに長く楽しめる：45.0％
遊びごたえがある:43.3％

となりました。

「無料」を重視することは共通して
いますが、キャラや遊びやすさを
重視する女子に対し、ゲーム性を重視
する男子、といった傾向がありそうです。

ちなみに、人気のゲームはというと、
女子の人気１位はディズニーツムツム。
３位もディズニーのツイステッドワンダー
ランドで、ディズニー強し。
（ツムツムは男子でも６位）

男子１位はパズドラ。３位はモンスト
とCMの影響でしょうか？

注目は、プロジェクトセカイ・
カラフルステージ feat.初音ミク。

男女どちらでも２位に入りました。

なお、ポケモンＧＯは男子で８位に
ドラクエＧＯは、男女とも上位には
入らず。

年代によるゲームの好みの差がかなり
大きいかもしれません。

ちなみに話題のウマ娘は、男女ともに
ランクイン。幅広い層に受けている
ことがわかります。

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先日、東京都内の私鉄・小田急が来年春
から子供運賃を一律50円にすると発表。
話題になりました。

これを中心に、「子育てしやすい沿線」
を目指し、取り組みを推進していくそうです。

子育て世代には良い話だなぁ…と素直に
関心したのですが、もっと大きな狙いが
あるかもしれません。

一律50円などの施策はニュース性が高く
話題になります。今後、こういった話題
を出し続けることで、一般の印象として

小田急沿線は子育てに良い

というイメージが定着すれば、小さな
子どもがいる家庭が沿線に引っ越して
くる可能性が増えるでしょう。

鉄道会社は、コロナ禍で大きなダメージを
受けました。特に、定期券を使う会社員
の減少がそうとう響いたと思われます。

そこを考えると、そもそも沿線人口を
増やして、利用客数の底上げをする…
というのは最重要課題でしょう。

その際、このイメージ戦略はとても
大きな意味を持つかもしれません。

子供料金50円は、社員の意見で実現
したものらしいので、私が裏読み
しすぎ…なのかもしれませんが。

ではまた次号。
（2021/11/22）