【持続化補助金・共同事業を活用しよう!】活用アイデア3:アーティストが集まってバーチャルライブを開催

【持続化補助金・共同事業を活用しよう!】活用アイデア3:
アーティストが集まってバーチャルライブを開催

営業を再開しても、お客さんの数をかなり制限しなければならない、ライブハウスや劇場型のスペースは、かなり厳しい状況が続くと思われます。

この際、減った分の利益を確保するためにも、インターネットでの動画配信による収益化も視野に入れる必要があります。
このような取り組みは、すでに多くのところでスタートしており、時折、ニュースなどでも話題になっています。

もちろん、小規模事業者持続化補助金〈コロナ特別対応型〉は、ライブ配信のシステムを導入するといった用途でも活用可能です。

ただ、この補助金は個人事業主でも申請が可能ですので、アーティスト側で仕組みを作って仕掛けても面白いでしょう。

では、実際どのような活用が可能か?
可能性について検討してみたいと思います。

01)補助金の共同事業でアーティス側でどんな仕掛けが可能か?

では、実際に、小規模事業者持続化補助金〈コロナ特別対応型〉の共同事業を、アーティスが集まって活用する方法について検討してみましょう。

まず、イメージしやすいのは、

例えば、バンドや地下アイドルが集まり、バーチャルライブ会場をネット上に構築すること。
つまり、ネット上に自分たち専用の箱を作ってしまうのです。

あるいは、落語家や芸人で10人集まり、バーチャル寄席をネット上に構築する…といったことも考えられます。
これまで、飲食店や地元の公民館などでやっていたような演芸を、インターネット上で実施する訳です。

これまで、リアルでお客さんが付いていたのだとすれば、そのお客さんを中心に呼び込んでいけば、集客はスムーズに行くでしょう。
リアルで50人のお客さんが集まっていたのであれば、その内、10人はプレミアムチケットでリアル会場に呼んで、残りの40人はネットで参加してもらう。
といった方法です。
※もちろん、全てのお客さんをネットで参加してもらうやり方でもよいでしょう。

また、ネットでの参加に限れば、この人数をもっと増やせるかもしれません。
本当は、毎回100人は集められたハズなので、箱の上限で50人しか入れなかった…といったケースでは、ネットを活用することで、動員できるお客さんを増やせる可能性もある訳です。

もちろん、ネット配信だとどうしてもライブの臨場感が出ない…そんな問題もあるかもしれません。
実際のライブ配信時には、スタッフの手があるようならば、SNSなどで、リアルタイムでファンとやりとりするなど、ネットを介したファンとの触れ合いをすることで、これまど違った臨場感の演出を考える必要があります。

なお、このライブや園芸を撮影しておき、後日、限定会員(ファンクラブ会員とか)専用のコンテンツとして提供すると、1回のライブを有効活用できます。

ライブとは違った、さまざまな運営方法や収益化が考えられるますし、考えていかなければなりません。

いずれにせよ、これを実現するために、補助金を活用して自分たち専用のWebサイトを立ち上げる…その前提にプロモーション案を考えてみました。

02)ライブ配信するためのプラットフォームを考える

ライブを収録できる会場や、カメラなどの撮影機材は既にある前提で、単純にWebサイトだけに絞って考えてみましょう。

仮に1人5万円の予算を出し合い、10人で50万円集まったとします。
補助率が3/4の場合は200万円、2/3でも150万円の予算になります。
※補助金は後から帰ってきますので、この場合、余裕があるメンバーが全額立て替えるといった形で先に出資する必要があります。

一人でやった場合、5万円ではできることの範囲(補助金と合わせても15~20万円)は限られます。
しかし、予算が150万円~200万円と考えると、なかなかのレベルのサイトが構築可能。
デザインにこだわるだけでなく、裏側の仕組み(課金システムや会員システム、簡単に動画配信ができるシステム)も含めて、ある程度充実したWebサイトが実現できるでしょう。

もちろん、裏側の仕組みについては、完全にオリジナルのフルスクラッチは予算的に無理ですが、既存のアプリやサービスを選択して、適宜導入し、組み合わせる形で行けると思われます。

また、Webサイトの構築だけで、予算が尽きる公算が高いです。
この新しいWebサイトを宣伝し、プロモーションするための予算の捻出は無理でしょう。
※逆に、Webサイトを簡素にして、宣伝に予算を投下する方法もありえますが…。

という訳で、集客については各メンバーのファン層へのアピールとSNSでの小まめな情報発信…つまり、メンバー各自ががんばる必要があります。
※ファンの口コミは馬鹿にできません。上手く活用すれば、予算をかけずに集客できる可能性が大いにあります。

因みに、ネタ的にマスコミ受けしそうですから、プレスリリースなども積極活用すると、意外にコストをかけずに話題になるかもしれません。

なお、カメラなどの機材については、準備が無ければ、別の補助金活用を考えられた方が良いかもしれません。

03)プロモーション予算例

以上を前提に、プロモーションの予算を大雑把ですが、まとめてみました。

【プロモーション予算例】

Webサイト設計・構築:50万円
Webサイトデザイン:50万円
カメラマン撮影:30万円
課金システムなど他のシステム選定・組み込み:20万円

合計:150万円
※あくまでも予算例です。実際には、詳しいお話をお伺いした後、詳しいお見積を出させていただきます。

補助率が2/3だった場合、実質50万円。10人で共同事業にすれば、1人5万円の負担で、実現可能です。
※補助金は後から戻ってくる形なので、それまでは誰かが総額を立て替える必要があります。

1人では難しくても、共同事業なら、なかなかことが実現できそうではないでしょうか?

04)アフターコロナを考えた仕組み作り

さて、ここまではコロナ禍をどう乗り切るか?という話が中心でしたが、ここからは少し視点を変えてみます。

もちろん、コロナ禍による直近のマイナス、苦境を如何に乗り切るのか?
これが、一番最初にやるべきことです。

しかし、せっかく実施するのであれば、その先も考えて準備しておきたいものです。

コロナ禍が過ぎ去り、通常運転になったらどうでしょうか?

その時点で、バーチャルライブからリアル一本に戻すことも1つです。

しかし、バーチャル配信のプラットフォームを自分で作っておけば、リアルにプラスしてバーチャルでもプロモーションが可能になります。

特に、リアルにはリアルの魅力がある一方、リアルに動員できる人間の数は限られます。
逆に、バーチャルは、日本中、いや世界中の誰とでも、すぐにつながることができるというメリットがあります。

小さなライブ会場、公民会を借りた演芸会…その1つの公演を上手に活用すれば全国、全世界の人とつながることができます。

これまで目の前の50人だけだったものが、ネットの先の10,000人につながることも夢ではありません。

今は、苦境を脱するための仕組みかもしれませんが、ぜひ、その先も見据えた仕組み作りをしておくことをオススメいたします。

05)リアルとバーチャルの橋渡し

Webは、目の前の出来事を、より広い世界とつなげることが可能です。

ただ、コンサート・音楽にしても、演芸・お笑いにしても、リアルなライブ感が最も良いのかもしれません。
※バーチャル世代には、バーチャルならではの良さがあるかもしれませんが…。

人間は面白いもので、バーチャルな情報に接すれば接するほど、数多くの情報を得れば得るほど、現物が見たくなる、実際に体験したくなるものです。

ネットの先の10,000人が、やがて目の前のライブ会場に来てくれるようになるかもしれません。
あるいは、皆さんが地方でライブを開催する時、駆け付けてくれるでしょう。

アフターコロナに向けて、そのような関係性をお客さん・ファンと構築する…そのためのプラットフォームとしてバーチャル配信を活用していく…。

今は、非常に厳しい状況かもしれませんが、単にコロナの収益減少対策でなく、お客さんとのさらに深い関係をつくり上げる機会として考えてはいかがでしょうか?
そのためのプラットフォーム構築に、補助金など、活用できるものはどんどん活用し、この苦境をプラスに結び付けていきましょう!

なお、私たち翔栄クリエイトでは、補助金申請のサポートをしております。
ただ、本職は補助金申請ではありません。

クライアントさまと一緒になって、その魅力を掘り下げ、どのように伝え、お客さんを集めるのか?集めたお客さんをファンへと育てるのか?
それを考え、実践していくのが、私たちの仕事です。

もし、少しでもご興味がありましたら、お気軽にご相談ください。

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