こんにちは。
翔栄クリエイトのWebディレクター・篠崎です。

夜空を眺める余裕もない昨今ですが、来月末頃、
今年最大級の天体ショーが始まるそうです。

ATLAS彗星大接近

昨年末に発見されたこの彗星。
当初はわずかな輝きだったそうですが、
だんだん輝きを増しているそうです。

そして、来月末には、地球に大接近。
その明るさは、最大で月よりも明るくなる
とのこと。

運が良ければ、月と彗星が照らす夜空が見られる
かもしれません。

不安が去って、穏やかな気持ちで、世紀の天体
ショーが見られると良いですね…。

それでは本日のトピックスです。

新型コロナウィルスの猛威は留まるところを
知りません。一方、アメリカからは少し不穏な
話が伝わってきました。

アメリカでは、コロナ対策にスマホの位置情報を
活用し始めたそうです。

CDC（アメリカ疾病管理予防センター）が公共機関と
連携。各モバイル会社から、匿名化されたデータを
収集し、感染拡大の監視と、経済活動などに対する
予測を立てるのに利用しているとのこと。

また、最終的には、このデータを使って、ユーザーが
対策用のガイドラインを本当に守っているか？の監視
することが目的とも言われています。

同様の動きは、イタリア、ドイツ、オーストリアなど
ヨーロッパ諸国にも広がっているそうです。

また、中国や台湾、韓国でもモバイルを通して
得られたデータを活用して、自宅待機や感染者の
接触の特定をしているといわれ、特に中国では、
モバイルデータにIDを割り振り、その個人情報を
地方自治体が得ているという…。

欧米でいうデータの匿名化は本当なのか？
それを飛ばして個人の管理に利用している中国…。
コロナ感染拡大の防止…という大義名分はありますが、
本当に、このままで良いのでしょうか？

プライバシーよりも命の方が大切？
確かに、そうでしょう。しかし、全てが終わったら、
国家権力による個人支配の幕開けに…とSF的な世界
が広がっているかもしれません。

そうなる前に、収まって欲しいものです。

先月末、宮崎県の西米良村で興味深い事業が
スタートしました。その名も

カリコボーズのホイホイ便

カリコボーズというのは、同地に伝承が伝わる
精霊・守り神。「ホイホイ」と鳴くそうで、村では
「ホイホイ君」という公認キャラクター化しています。

で、この事業は何かというと、ヤマト運輸、佐川急便、
日本郵便の３社が共同運航する、貨客混載の共同輸送
事業だそうです。

この試みのユニークなところは、大手３社が初の共同
というだけでなく、３社の宅配荷物を配送するのが、
村営のコミュニティーバスというところ。
村の委託配達員がバスから荷物を受け取り、各戸に
配達する仕組みだそうです。

人手不足によるラストワンマイルの問題に、人口減・
高齢化による地方の公共交通の疲弊…。昨今の課題
解決に向けた興味深い試みです。

また、共同運行で、車両を減らせることができれば、
CO2排出量の削減、委託配達員による高齢者の見守り
など、さまざまな可能性を持っているとのこと。

果たして、どのような結果になるのか？
同じような悩みを抱える地域の課題解決の妙案に
なると良いのですが…。

「Webに投資するが、成果に繋がらない」
それはズバリ。
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先月末、世界的な人気漫画「ワンピース」に関連して
同漫画が連載されているジャンプの編集部が正式に
謝罪しました。

事の発端は、「バスターコール」というプロジェクト。

これは、同漫画作品の「非公式」のアートプロジェクト
というふれこみで、多数のアーティストが、同作品から
インスパイアされた作品（二次創作作品）を発表。
海外ではすでに展示会も開催されるなど、怒涛のコラボ
展開を見せていました。

「世界の」ワンピースの商品にしては、コラボ商品の
クオリティが低すぎる…といった、やや過激な発言も
あり、また、そもそも、「非公式」なら著作的に
どうなるの？という話もあり、ファンの間でも賛否両論。

ただ、公式Twitterをジャックする（事実ならば不正
アクセスになりますよね）など、どうも「非公式」
じゃない疑惑が出てきて…。

結局、このプロジェクト自体、非公式でもなんでもなく、
実はジャンプ編集部が仕掛けた企画であることが発覚。

「非公式」としながら、実は「公式」だったことで、
今度は、「ステマ」では？と炎上騒ぎに。ジャンプ
編集部が正式に謝罪することになったのです。

正直、企画自体は面白いと思います。
ただ、やり方がまずかった。

今のネット社会、誰でも簡単に情報発信ができて、
そして、簡単に人を騙せます。そして、だからこそ
人に騙されることに、人々は敏感です。

特に、非公式を装った公式、素人のフリをしたプロ、
といった「やらせ」行為は厳禁でしょう。

改めて、Webプロモーションについて考えさせられる
話題でした。

こんな時だからこそ、しっかりWebを見直そう

という方もいらっしゃるかと思います。

今や、Webは、営業・集客を行うときの、最も強い
武器になります。

この機に自社のWebの問題点をしっかりと捉えて、
更なる飛躍プランを計画するというのも一つかも
しれません。

Web担では、そのように、Webを見直そうと思った時に、
まず見て頂きたい「アクセス解析」についての動画を
昨年、無料で公開しました。

今回、改めてまとめて再公開いたしましたので、
どうぞ自社のWeb戦略立案にご活用ください。

Web担プロデューサー松口より

▼【動画】Googleアナリティクス解説講座を無料公開
https://webtan.jp/news_15135

4月1日だったのでエイプリルフールかと思ったら…。

先日、埼玉県入間市にある航空自衛隊・入間基地の
新司令の紹介ページに、なかなか面白い出来事が。

地元埼玉県出身の同司令。出身地の表記が、なんと

（翔んで）埼玉県

となっていたのです。時期的にエイプリルフールの
ネタか！空自もなかなかやるね！と話題になりかけた
ところで、「翔んで」の文字が削除。

どうやら、試しに作ったバージョンを間違えてアップ
していたとのこと。

いやいや、試しに作る？そんなバージョン（笑）

いっそ、「エイプリルフールです」とやりきれば
良かったのに。（さすがに自衛隊では無理でしょう
けども…）

今回のように、笑って済む（関係者は大変でしょう
けども）内容ならまだ救いがありますが、どのような
情報でも、Webは、一度出てしまうと、ネット世界に
拡散し、消したくても消せなくなる可能性があります。

くれぐれもWebの公開は慎重に…。

ではまた次号。
（2020/04/06）