No.0096|「アマビエ 電通」の検索で垣間見えた?!Google検索の凄さ…

こんにちは。
翔栄クリエイトのWebディレクター・篠崎です。

先週半ば、アメリカでTwitter社の株価が一時12%も
上昇した…とニュースになりました。

どうやら同社が、新しいサブスクリプション型
サービス(定額制のサービス)の構築を進めている
という憶測が流れたからです。

もっとも明確な話ではなく、同社が求人広告で
「グリフォン」と呼ばれる新グループの求人を
スタート。

その目的を、サブスクリプション・プラット
フォームの構築にしていたことにあります。

正直、これから人材を集める訳で、そもそも実現
するかどうかもわからないプロジェクト。

そこに反応する株価…個人的には、株式投資
ではなく、単なるギャンブルになっているように
見えるのですが…。

ともかく、「グリフォン」がどんな成果を
あげるのか?は気になります。

それでは本日のトピックスです。

CONTENTS

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01.自販機の買物が顔認証で可能に?!
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今月はじめ、NECとダイドードリンコが共同、面白い
実証実験をスタートさせました。

なんと、自動販売機の買物を、顔認証で決済できる
ようにする…というものです。

事前に、顔の画像やクレジットなどの決済情報など
を登録。対応した自販機で、顔認証システムを起動。
顔を自動で撮影して本人を認識。
その後、パスコードを入力すると商品が買えるという
仕組みだそうです。

顔認証システムを起動したり、パスコードの入力
をするのは、やや面倒かもしれませんが、手ぶらで
自販機を利用できるのは便利ですね。

実証実験は、ダイドーやNECの社内の自販機で
3カ月ほど行われるとのこと。

最近の自販機は、前面がディスプレイになって
いたり、モニターで人を認識する…といった
ものもあるので、顔認証も意外に早く普及する
かもしれません。

もちろん、その先には自販機だけでなく、
あらゆる決済手段のプラットフォーム化を
狙っていることでしょう。

決済だけでなく、あらゆる認証が顔だけで
できる時代が、すぐそこまで来ているのかも
…なんだか怖い気もしますが。

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02. 持続化補助金を活用してWeb集客力を強化しませんか?
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小規模事業者 持続化補助金
〈コロナ対応型〉
を上手に活用して
Web集客力を強化しませんか?

新型コロナウイルスによる景気悪化の対策として、
「小規模事業者 持続化補助金」に、新たに、
〈コロナ対応型〉が登場しました。

ホームページ制作・リニューアルやECサイトの
立ち上げ、Web広告など、Webを活用した営業活動
に、最大100万円・補助率3/4の補助金が活用できます。

Web担では、補助金の申請サポートからWeb集客・
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この機会に、Webを活用して新規顧客の獲得を
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ご興味がある方は、以下のページで詳しく解説
していますので、ぜひ、ご一読ください。

【持続化補助金〈コロナ対応型〉のご相談はこちらから→】
https://webtan.jp/shokibo-hojo-support-2

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03.カート落ちの原因はGoogle?
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ECサイトを運営していて頭の痛い問題がカート落ち。

つまり、商品をカート(買い物かご)に入れたのに
結局買わない人の問題です。

カートに入れた以上は、少なくともその瞬間は
購入意欲があった訳で、その後の購入までの短い
過程の中で、やっぱり「いいや」になった形。
その原因を明らかに修正できれば、ECサイトの
売上は、目に見えて改善するハズです。

ところが、先日、アメリカのウォール・ストリート
・ジャーナルが伝えたところによると、Googleが
さまざまなWebサイトの情報を集めるために
使っているプログラム(Googlebot)が、実際に
ECサイトのカートに、商品を追加している…ことを
明らかにしました。

Googleは、Googleの広告プラットフォームに
出稿した商品の金額が、実際の販売価格と同じか?
を確認するために、Googlebotに商品追加を
させるのだそうです。

その後、もちろん購入することはしませんので
それらのデータが「カート落ち」になる訳です。

実際、「カート落ち」の中で、どれがGooglebot
によるもか、判別するのは、かなり難しいと
思われます。

実はGooglebotについては、広告の利用規約に
書かれており、この行為そのものを不正と
することはできません。

Google自体は、この問題がアクセス解析に
影響がでない方法を模索しているとのこと
ですが、いつになることやら。

ECサイトを運営していて、Googleに広告を
出稿している場合、「カート落ち」の中に、
Googlebotが紛れている…ということを、
頭の片隅においておく…ぐらいしか、対策
のしようがない問題です。

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04.「アマビエ 電通」の検索で見えたGoogleの凄さ
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先日、当社で運営しているWeb担公式サイトの
アクセスが、一瞬増える…という現象がありました。

調べてみると、瞬間的に「アマビエ 電通」という
キーワードでの自然検索が増えていたのです。
ところが、その上昇は一日足らずで終息…。
この背景に、Google検索の凄さを感じました。

そもそも、この「アマビエ 電通」という検索が
盛り上がったのは、このメールでも何回か取り上げた
アマビエ…コロナ対策で脚光を浴びた妖怪ですが、
このアマビエを、なんと、電通が商標登録しようと
したことに発端があります。

この行為が明るみ出ると、電通の行為に対して
非難が殺到。(さすがに企業倫理的に問題でしょう)
結局、電通はアマビエの商標登録を取り下げました。

ここのところ、悪い話題でしか登場しない電通
ですが、この一件にも同社の本質が垣間見える
気がします…が、この話題で「アマビエ 電通」という
検索が増えた訳です。

一方、当社のWebサイトにはメールのバックナンバー
を掲載しています。

その中に「アマビエ」の話題と「電通案件」の話題
を同じ号に掲載した回があります。どうやら、これに
Google検索が反応し、上位表示したようです。

ところが、すぐにGoogle側は気が付いたのでしょう。
「アマビエ 電通」で検索している人は、今回の一件の
情報を知りたいのだと…。

こうして、当社のWebサイトの検索順位は、一瞬にして
下がったのだと思われます。

世の中で発生するニュースの数を考えると、人力
で対応するのは無理でしょう。
この検索順位の調整は、GoogleのAIが独自判断で
やっている可能性が高いと推測されます。

つまり、GoogleのAIは、検索している人が、
どのような情報を求めているのか?を、
リアルタイムで集計し、検索結果に反映させて
いる…ということなんでしょう。

改めてGoogle検索の凄さを感じた次第です。

実際、本当のところはどうかはわかりません。
全くの偶然かもしれませんし、実は人力で
やったのかもしれませんが…。

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05.なぜWebが成果に繋がらないのか?初回体験講義のお知らせ
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「Webに投資するが、成果に繋がらない」
それはズバリ。
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06.あとがき:コロナ・自然災害…そして食料危機
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サバクトビバッタ…このメールでも何回か
登場しましたが、ニュースを見ていると
コロナの話ばっかりで…。

と思って改めて調べてみたのですが、かなり
危機的な状況になっているようです。

まず、アフリカで発生したサバクトビバッタは
現在、インドまで到達。中国との国境線を超える
のも時間の問題…というレベルのようです。

また、高地にあるため、これまでバッタの
被害が一切なかったというネパールにも影響。
アジア圏で食料の価格が上昇しているそうです。

そして、今度は南米でもサバクトビバッタが発生。
これもじわじわと拡大し、穀物に被害が出始めて
いる模様。

今年は世界的にコロナ過…日本を含む各地で
水害が発生…そこにプラスしてサバクトビバッタ。
世界規模での食糧危機が発生する可能性が高そう
です。

食料の大半を輸入に頼っている日本も、他人事
ではありません。

コロナの第2波の懸念もありますし、この先、
どうなっていくのか…。

一人一人が真剣に環境問題に取り組む必要がある…
そんな時代になった、ということでしょう。
もう手遅れな気もしますが…。

ではまた次号。
(2020/07/13)