こんにちは。
翔栄クリエイトのWebディレクター・篠崎です。

11月11日…「１」が４つ並ぶことから中国では「独身の日」
と呼び、ネットで大規模なセールを実施します。

昨年もこの話題をメールでお送りしましたが、今年も
大いに盛り上がったようです。

その売上額は、中国最大手の通販サイト・アリババだけで
なんと約８兆円。
昨年の２倍近くに膨れ上がりました。

コロナ禍で世界的に経済が委縮する中、いや、だからこそ
ネットの世界だけは、なかなか活況を呈しているようです。

それでは本日のトピックスです。

コア・ウェブ・バイタル（Core Web Vitals）を来年５月に
ランキング要因にする…と、先日、Googleが公式に発表しました。

コア・ウェブ・バイタルとは、簡単に説明すれば、Webページの
表示速度を示す基準のことです。

例えば、Webページが開き始めてから、ユーザーが何らかの
アクションを起こす（例えばボタンをクリックするとか）
ことができるまでの時間の長さなどです。

今後は、このWebサイトの表示速度が、Google検索の順位に
影響を及ぼすようになるということですね。

このメールでも以前、お伝えしましたが、ウェブ・バイタル
をランキング要因にすることは、今年の５月に予告されて
います。

今回、改めて導入の時期を発表した訳です。

もちろん、Webサイトの検索順位には、他のさまざまな要素が
関係しており、今は、そのページの中身、品質が最も大切
な要因です。

ウェブ・バイタルは、ほぼ同じようなレベルの際、どちらか
といったシチュエーションで意味があるとのこと。
表示速度がやや遅い…ぐらいで順位が急に落ちる…といった
ことは無さそうです。

ただ、Webページの表示速度が遅いと、ユーザーが離脱したり
といったことが多くなりますので、Google検索がどうの…の
以前に、しっかり大切しておきたいものです。

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今月初め、福井県坂井市の「ふくい産業支援センター」
が運営する、「ふくいナビ」というポータルサイトの
データが、全て削除される…という出来事がありました。

「ふくいナビ」は、福井県内の中小企業の情報発信や
検索、相互交流を目的にしたポータルサイトで、20年
近い歴史を持ち、約200の企業が登録していました。

そのデータが一瞬で消えてしまったのです。

しかも、完全なデータの復元ができないようで、過去
20年の情報が台無しになってしまった可能性が高い模様。

原因は、Webサイトのデータを保存しておくサーバー
の契約更新時のミスのようです。

ふくい産業支援センター側では、しっかりと更新契約を
行っていました。ところが、サーバー会社側の社内手続き
の不備で、更新手続きがされてず、期間終了でデータが
削除されてしまったとのことです。

サーバーが会社はなかなか有名なところで、そこも驚き
ですが、契約が終了した瞬間に削除する…というのも
なかなか驚きです。

その上、データの復元ができない…ということはバック
アップも取っていなかったのでしょう…。

今回は完全に業者さんのミスかと思いますが、サーバー
は何があるかわかりません。今回のように単純ミスで
消えることもあれば、外部からの攻撃もあります。

もちろん、機械ですから、単に故障することも。

運用・保守にどこまで予算を割り振るか…ということ
もありますが、せめてバックアップの取得だけでは、
しておくことをオススメします。

Web上に写真や動画を容量無制限にアップできて、
しかも無料というサービス・Googleフォト…。

非常に便利なサービスなので、利用されている方も
多いかもしれませんが、何と、そのGoogleフォトが
有料になるそうです。

先日、Googleが発表したところによれば、現在、
Googleのアカウントでは、15ＧＢの容量が無料で
使用できるようになっています。

これらは、GmailやGoogleドライブ、Googleフォトなど
Googleのサービスに対応している訳ですが、これが来年
の6月以降、高品質でアップロードした写真や動画も
この15ＧＢにカウントされるようになるというのです。

つまり、無料でアップし放題だったGoogleフォトに
容量制限ができてしまうのです。

これまでのように大量の写真や動画をアップしようと
すれば、月額課金が必要になります。

考えてみれば、今まで無料で使えていたのが、凄い
とも言えますが…ここに来ての急な有料化は、
ユーザーにとっては厳しい話かもしれません。

ただ、Googleは営利企業ですので、こうなっても
誰も文句は言えない訳です。

もっとも、Googleは無料で様々なサービスを提供し、
その裏で、膨大な個人データを集め、分析し、自社
のサービスに有効利用してきたハズです。

Googleフォトに関しては、無数の画像や動画を、
それこそ分析し放題だったのですから、相当、
多くの知見を得られたことでしょう。

それは、我々が無料でラッキーと思っていた以上の
恩恵をGoogleに与えていたと思われます。

もはや、その必要は無くなった…ということかも
しれません。

只より高い物はない…Googleを使うことは、
そういうことかもしれません。

「Webに投資するが、成果に繋がらない」
それはズバリ。
企業の経営陣にWeb知識が足りないから！

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翔栄クリエイトには、農業を手掛ける事業部があります。

先日、そのWebサイトのアクセスが、微々たるものですが、
一瞬だけ増えました。

何だろうと思って調べてみると、「F1種」というドマイナー
なキーワードでの検索が急に増えているではありませんか！

いや、農業やってない人で、この言葉を知っている人は、
かなりレアなので、正直驚きました。なぜ？

その答えは意外なところにありました。
なんと、原因は、NHKのチコちゃんだったのです。番組中で
「F1種」が登場していたのです。

以前よりもTVの影響は弱くなったとは言いますが、いや
いや、それほど捨てたもんじゃない…と改めて感じた
次第です。

※「F1種」というのは、「種」の分類の１種…詳しくは
こちらをご覧ください。
https://syouei-farm.net/anzen/190809/

ではまた次号。
（2020/11/16）