No.0071|Googleのモバイル検索に新機能「写真で検索」が登場
こんにちは。
翔栄クリエイトのWebディレクター・篠崎です。
プロ野球チームのソフトバンク・ホークスが
本拠地とする福岡ヤフオクドーム。
その命名権を持つYahoo!Japanが先月末、球場名を
改名することを発表しました。その名も
ペイペイドーム
・・・Yahoo!=ソフトバンク・グループが、
現在、一番力を入れているサービスがコレという
ことなんでしょうね、きっと。
ヤフオクドームになった時も賛否両論ありましたが、
この名称も、なかなか議論になりそうですね。
それでは本日のトピックスです。
CONTENTS
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01.モバイル検索に新機能「写真で検索」が登場
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先月末、Google検索に「写真で検索」という
新機能が追加されました。
スマホなどのモバイル機器を使って地域検索
(ローカル検索)した場合、検索結果に
「写真で検索」という項目が登場。
そのエリアの関連情報が写真で並ぶという
ものです。例えば、近所のラーメン屋を検索
すると、ラーメンの画像が並びます。
この際、表示される写真は、Googleマイビジネス
に投稿されているものが選ばれている模様です。
なお、今のところすべての検索で出るわけではなく、
お店など地域商圏のものが表示されているようです。
いずれにせよ、地域商圏の集客ではGoogle
マイビジネスの重要性が高まっています。
エリア・ビジネスで、未だ対応していない方は、
これを期に運用を始めても良いかもしれません。
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02. 京都市が吉本芸人を使ってステマ?
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先週末、京都新聞がスクープしたステマ事件
が炎上の様相を呈しています。
京都新聞によれば、京都市が市の施策のPRを
吉本興業に依頼。そのPR活動の中に、吉本の
人気芸人が市の施策についてSNSでツイート
する、という内容も含まれていました。
問題は、このツイートのやり方。
通常、金銭を得て、自身のSNSでPRを行う場合、
倫理的に、PR・広告だとわかるように明記する
ことが求められます。
ところが今回の吉本芸人のツイートには、その
表記が無かったのです。その点から、いわゆる
ステマではないのか?と問題になっているのです。
ステマ=ステルスマーケティング・・・
有名人が金銭をもらっていることを隠して、自身の
SNSで商品などをPRする行為。
日本では関連する法律が未整備で、違法行為
ではありませんが、海外では取り締まりの対象
となっている国もあります。
京都市も吉本興業も、今のところ、ツイートの内容は
嘘ではなく、誰も騙していない・・・と、
ステマ行為を完全否定。
確かに、日本には明確な規制や法律がなく、今回の
内容いわば、グレーゾーンの行為です。
ただ、問題は、発信した情報が嘘かどうか?では
ありません。お金をもらっていることを黙ってPRする
ことは、倫理的に問題になるのでは?ということです。
ステマと言われても致し方が無い行為でしょう。
そして、今後、吉本芸人のツイートを見たファンが
これもPRかも・・・と感じるようになったら、それこそ
会社として致命的な気がするのですが・・・。
この問題、けっこう長引くかもしれません。
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04.スペインで全国民の携帯位置情報を収集する実験?
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なかなか驚きのニュースが海外から入りました。
サッカーやサグラダファミリアなどで日本人にも
親しみ深い国スペイン。
そのスペインの国立統計局が、今月から来年にかけて、
自国の携帯キャリア3社と協力して、全国民の
位置情報を収集する実験を行うと発表したそうです。
刑事ドラマなどでもスマホから、犯人の位置を
割り出すといったシーンが描かれていますが、
携帯基地局を利用した三角測量で端末の位置を
特定することは可能だとのこと。
この実験で得られた国民の位置情報は、今後の
インフラ整備に生かされるという話ですが・・・。
ただ、一つの国家が国民の情報をこのような
方式で集めるというのは、穏やかではありません。
プライバシー保護の問題はもちろん、国家による
国民の監視につながる危険性を孕んでいるのでは?
と危惧する向きもあります。
今後、人権意識の高いヨーロッパで大きな問題に
なりそうです。
とはいえ、民間レベルでは、我々の個人情報は色々な
機会に、合法的に収集されて、そこから巨額の利益を
得ている企業も既に存在する訳なので、問題はスペイン
に限らないと思います。
改め個人情報の扱いについて議論が必要かもしれません。
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05.あとがき:Appleの転換は成功するのか?
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先週末、アメリカのIT企業Apple社が2019年の
第4四半期の業績を発表しました。
それによれば、主力のiPhoenやパソコンの
売上は減少したもののサービス部門や、
ウェアラブル機器の部門は大幅増。
全体で見ると、売上高は微増となった模様です。
スマホ需要が過渡期に入り、大幅な成長が
見込めない中、ハードからソフトへと移行し
つつあるApple。
それを数字が裏付ける形となりました。
とはいえ、純利益は減少。
売上の半分はiPhoenという厳しい状況は続きます。
スティーブ・ジョブズが生きていたら、どういう
手を打つのだろうか?と思わず考えてしまいました。
ではまた次号。
(2019/11/04)