こんにちは。
翔栄クリエイトのWebディレクター・篠崎です。

Appleが古いiPhoneの動作速度を意図的に
遅くしていた…。

かなり前の話なので忘れている方も多いかも
しれませんが、アメリカでは2017年に集団訴訟
になっています。

それがつい先日、和解案がまとまったそうです。
和解金は、問題のiPhone1台につき25ドル。
Appleが支払う金額は、合計で最大5億ドル
（約540億円）。後は裁判所が承認すれば和解
成立となるとのこと。

裁判に3年もかかり、5億ドル支払うことになった
Apple。不正のつけは大きかった訳ですが、逆に
5億ドルで過去の遺恨を不問にしたと考えれば、
安い買い物だったのかもしれません。

それでは本日のトピックスです。

Webサイトを見ていると、突然こんな通知が出ること
ありませんか？

○○○○○の最新記事をお知らせに送ります。
許可しますか？　許可する／許可しない

よく、情報ブログなどで見かける仕様ですが、これが
プッシュ通知と言われるものです。

Webサイトの運営者側からすれば、これをユーザーが
許可してさえくれれば、晴れて購読者として最新の
ブログ情報を送ることができる訳です。

ただ、ユーザーの立場からすると、中身を読みたい
タイミングで通知が出て、けっこう邪魔に感じる時も…。

そんなプッシュ通知について、Googleの調査ツールで
調べた結果が、先日、アメリカで公開されました。
それによると…

・85％のWebサイトで許可する人は10％以下
・スマホでは８割、PCでは９割が望まない

という結果が判明しました。
もちろん、閲覧者の９割以上が許可するという人気
サイトも中には存在するようですが、世の中の大半
のWebサイトでは、プッシュ通知は嫌われるようです。

ただ、当たり前の結果かもしれません。

誰しも、いざ読もうと思ったタイミングで邪魔
されれば不快に感じます。
逆に、読み終わって、この記事面白いな…とか
役に立った…と感じているタイミングで、
さりげなく通知が出たらどうでしょうか？

結局は、Webサイトを作る際に最も大切なことは、
自社都合ではなく、ユーザー目線ということ
でしょう。

プッシュ通知に限らず、改めて自社のWebサイトを
見直してみると、色々発見があるかもしれません。

先日、2020東京オリンピック・パラリンピックの
観戦について、興味深い調査結果が発表されました。

オリンピック・パラリンピックを観戦するか？
との質問には、約６割の人が「観戦する」と解答。
昨年末の調査よりも若干増えたようです。

特に女性よりも男性の関心がアップしているようです。

では、その観戦に使うデバイス（道具）は何か？
という設問には、５割以上が「TV」と回答。

先日、NHKがネット配信を試験的に始めるなど、
パソコンやスマホなどのデジタル・デバイスでの
視聴は増えそうですが、やはり、まだまだTVが強い
ようです。

とはいえ、先のアンケートでは、２割以上が
デジタル・デバイスで観戦すると答えており、
今後、急速に増えるかもしれません。

ちなみに、今年の箱根駅伝はデジタルでも配信
されていました。しかし、、デジタル・デバイスで
観戦した人は全体の４％。

デジタルで配信していたことを知っていた人
自体も1割ちょっと少なかったようです。

結局のところ、やっぱり、お家でTV観戦…
ってことになりそうですね。

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コロナ騒動の終息はまだまだ見えず、マスクも
トイレットペーパーも店頭で見かけません。
インターネットを見れば、ありえない金額で
販売されていて…

という状況ですが、先日、世界最大のネット通販、
アメリカのアマゾン・ドットコムが、騒動に便乗
する転売ヤーの対策を行いました。

新型コロナウィルスの感染拡大に便乗して不当な
高値で販売されている出品を削除したり、
拒否したり、と対策を実施したそうです。

その結果、対応した件数は３日間でなんと数万件。

マスクが異常な高値で売られているのは、日本
だけではなく、世界的な動きの模様。

人の弱みに付け込む風潮は、日本だけではない
ようです。

先週末には、日本政府も重い腰をようやく上げて
マスクの転売について言及。楽天などでも転売を
規制する動きが出ています。

これを機に、インターネットでの悪質な転売自体
減少すると良いのですが…。

専門家にも現場にも、もちろん、ご家庭にも
誰にも相談せずに、いきなり発表された一斉休校。

急な休み、何をすれば良いのか？と、保護者も
本人も頭を悩ませているかもしれません。

そんな中、「日ペンの美子ちゃん」でお馴染みの
日ペンが、自宅学習用に、と練習シートを公開。
その名も

「美子ちゃんと練習しよう」

元々は、児童向け雑誌「学年習字」に連載されいた
もので、今回の状況を見て、特別にその内の20シートを
無料でダウンロードできるようにしたようです。

在りもので対応しているので、コストも大して
かかりません。が、話題性は十分。
いろいろなメディアで取り上げられれば、かなり
の広告効果でしょう。

マーケティング的に見ても、なかなかの策かも
しれません。

ではまた次号。
（2020/03/09）