No.0128|Googleリンクスパム・アップデートを実施?!

こんにちは。
翔栄クリエイトのWebディレクター・篠崎です。

弊社では、さまざまな事業を展開しており、その中に、
農業を行う事業部もあり、国内で3カ所農場を運営して
います。

その中の1つ、茨城県龍ヶ崎市にある翔栄ファーム・
龍ヶ崎農場では、毎月第2・第4日曜日に、とれたて
野菜の即売会を実施。その告知のため、Googleマイ
ビジネスで投稿していたのですが、変な現象が…。

水を張った桶に浮かべたミニトマトをすくう、
「トマトすくい」イベントの動画をアップした
のですが、なぜか、不許可になってしまいました。

ただ、子供がトマトをすくっているだけの動画なの
ですが…Google的に何が悪かったのか…。

Googleは、こういう時に何が問題なのか、教えて
くれないので困ります。結局、トマトすくいを
している子供の写真にしたらOKに。なぜ?

ま、「Googleあるある」ですね…。

ちなみに、トマトすくい、実際に野菜即売会で実施
予定ですので、お近くの方はぜひお越しくださいね!

▼翔栄ファーム・龍ヶ崎農場の野菜即売会
https://syouei-farm.net/event/marche_ryu/

それでは本日のトピックスです。

せっかく、Googleの話題から入ったので、今回は
Google特集にしてみました。

CONTENTS

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01.Googleリンクスパム・アップデートを実施
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Googleは先月末、リンクスパム・アップデートの
実施を発表しました。このアップデートは約2週間
かけて展開されるとのことです。

このアップデートで強化されるのは、いわゆる
低品質の被リンクを評価から排除する機能のようです。

Google検索の評価基準として、被リンクの質と数
があります。ようは、数多くのWebサイトからリンク
されていると、重要なWebサイトとGoogleが認識し、
検索順位が上がる訳です。

ただ、これを利用して、たくさんのWebサイトから
被リンクを張るサービスを提供するSEO会社も多数
存在しました。(未だに存在していますが…)

そうした業者は数を稼ぐために、機械的にWebサイト
を量産し(低コストで量産しなければなりませんので、
たいていは非常に品質が低いWebサイトになります)、
クライアントのWebサイトに被リンクを渡すといった
ことをします。

これは、Googleから見れば、ズルな訳です。

実際、今までも、こうした低品質のWebサイトからの
リンクは、極力無効化するようにしていた訳ですが
もちろん、全てを判別することはできません。

今回のアップデートでは、こういった低品質の
被リンク…つまり、SEO業者から買ったリンクを
見分ける能力が格段にアップするようです。

また、同時にライバルのWebサイトに低品質の
リンクを大量に張って評価を下げるという悪質
な逆SEOを提供する会社も、残念ながら世の中
にはありますが、そういったリンクも無効化
されることになりそうです。

実際、どの程度の影響が出るかはわかりませんが、
Googleの狙いを考えれば、真面目にWebサイトを
運営していれば、問題はないでしょう。

ただ、身に覚えがある方…過去にSEO会社に
依頼して被リンクを買ってしまった…といった
場合、大きな影響があるかもしれません。

いずれにせよ、SEOはユーザー目線でコツコツと
コンテンツを作り続けるのが、最も効果的です。

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02.持続化補助金を活用してWeb集客力を強化しませんか?
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小規模事業者 持続化補助金
〈低感染リスク型ビジネス枠〉
を上手に活用して
Web集客力を強化しませんか?

▼使い勝手の良い補助金が今年もスタート

昨年、多くのお客さまにご相談いただきました補助金・
小規模事業者持続化補助金〈コロナ特別対応枠〉ですが、
今年は

持続化補助金〈低感染リスク型ビジネス枠〉

と名称を変えて、今年もスタートしました。

名前は変更になりましたが、

・補助金上限:最大100万円
・補助率:3/4
・WebサイトやWeb広告に使い勝手が抜群

という、中小零細・個人事業主にとって利用しやすい
便利な補助金という特徴はそのままです。

終わりの見えないコロナ禍。補助金でWeb活用を促進
し、新規顧客の獲得を目指しませんか?!

ご興味がある方は、以下のページで詳しく解説
していますので、ぜひ、ご一読ください。

↓↓補助金のご相談はこちらから↓↓
https://webtan.jp/shokibo-hojo-support-2

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03.リダイレクトは1年でOK!?
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Webの担当者でない限り、あまり気にならない
話題かもしれませんが、Web関係者にとっては、
なかなか衝撃的な話が、Googleの中の人から
飛び出しました。

時折、Webサイトの引越しを行うことがあると
思います。例えば、中身はそのまま、

(1)www.hoge.com

というWebサイトから、

(2)www.hoge.co.jp

に引っ越す場合です。

この場合、何もせずに引っ越すと、(1)に
集まっていたGoogle検索の評価は無になり、
(2)をゼロからスタートすることになります。

この際、(1)から(2)に自動的に遷移する
ようにリダイレクトという処理をすると、
(1)の評価のある程度の部分を(2)が
引き継ぐことができます。

よく、URLをクリックすると、このページは
〇〇〇に引っ越しました…と表示されるアレ
ですね。

ただ、実際、どのくらいの期間があれば、
(1)から(2)に評価が移るのか?
途中で、リダイレクトを止めた場合、評価
はどうなるのか?

明確に答えることは、実はかなり難しい…
というか誰もわからない状況でした。

それが先日、Googleの中の人がTwitterで
(1)から(2)のリダイレクトは1年で
解除してもよい。(2)に引き継がれた
評価は、そのまま残る。という趣旨の発言
をしました。

具体的に、どのくらいの期間で…という
話ではなく、1年もあれば、評価は完全に
移動する…ということのようです。

ちょっと専門的な話ですが、もし過去に
Webサイトの引越しを経験した方や、これ
から引越する方は、1年という数値を
覚えておくと良いでしょう。

そしてもう1つ。
これっていわゆるオールドドメインを
買いたい人にとっても、かなり重要な
話かもしれません。

オールドドメインと思ったものが、実は
他のURLに評価が移された後のものだった
りして…。

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04.検索に登場 ⇒ 消える ⇒ 登場 ⇒ 消える…理由
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昨年来、時折、相談を受けているお客さん
のWebサイトなのですが、なかなかGoogle検索の
評価があがりません。

簡単にGoogle検索の仕組みを説明しますと、

(1)GoogleのロボットがWebサイトの情報を取得
(2)Googleのデータベースに情報を蓄積
(3)それを評価して検索順位を確定

という流れになっています。

このGoogleのデータベースにWebサイトのデータが
収納されることをインデックスと呼んでいます。

そして、Googleにインデックスしてもらわないと、
Webページは検索にいっさい出てきません。

Googleが提供しているサーチコンソールという
ツールを使えば、作ったページがインデックス
されているか/否かを調べることができるの
ですが、お客さんのWebサイトは、何ページ
作っても、インデックスされないのです。

いや、厳密に言えば、新しく作ったページが
インデックスされると、すでにインデックス
されていたページが、解除される…そんな状況でした。

いくら調べても、それらしい話には遭遇せず、
正直、なぜ?と思っていたのですが、先日、
Googleの中の人のコメントで、原因が明確に
なりました。

Webサイトのページが、検索から消える。
Googleに申請すると再びインデックスされるが、
しばらくするとまた検索消える…。

これを繰り返す場合、そのページの品質が、
低品質とそうでないレベルのギリギリの
ラインにいる可能性が高い。

そんな話でした。
状況は、少し違いますが、これで現象の
理由が明確になりました。

つまり、お客さまの作成するページの
品質が、Google的にギリギリのライン。
1ページをインデックスすると、他の
ページが外れる…ということかと推測
されるのです。

そうではないかな…と思ってはいたの
ですが、Googleの中の人の発言で、
ハッキリした感じです。

問題は、お客さまにどう伝えるか…。
なかなか悩ましい話です。

もし、自社のWebサイトが、なかなか
検索に出てこない…という場合、厳しい
ですが、そもそもページの品質が低い
ことが原因かもしれません。

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05.なぜWebが成果に繋がらないのか?初回体験講義のお知らせ
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「Webに投資するが、成果に繋がらない」
それはズバリ。
企業の経営陣にWeb知識が足りないから!

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06.あとがき:基本が大切
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今回はGoogleの最新情報中心でお送りしました。

Web担当者でないと、あまり必要でない情報ばっかり
でしたが、たまにはお許しくださいね。

ただ、色々と最新技術が出てきたり、アップデート
が発生しますが、Googleの主張は、

ユーザーの役に立つコンテンツを作る

それをGoogleが評価する…という部分は、当面は
不変かと思います。

つまり、基本が大切ということですね。

当面は…というのは、過去の行動を見る限り、
Googleは、今の検索システムよりも、もっと
効率的なビジネス(稼ぐ仕組み)を見い出せば、
検索システムをバサッと切り捨てると思われる
からです。

そんな事態はそうそう発生しないでしょうが…。
(と思いたいですね…)

ではまた次号。
(2021/8/10)